こんにちは。ラルトン(@raruton_blog)です。
- Unity アセットストアの使い方が分からない…
- どうやってアセットをUnityにインポートするの?
- 使いやすいアセットの見つけ方を教えて!
ゲーム開発を始めた初心者がアセットストアの使い方が分からず、ここで挫折してしまうケースは少なくありません。
私も最初は使い方が分からず、無駄に時間を浪費してしまいました。逆に、うまくアセットを利用することができれば一気にゲームのクオリティを高めることができます。
実際に、私はアセットを利用することで以下のような、見栄えの良いゲームを作ることができました。
アクションゲーム「マジックエンド」を公開しました!
— ラルトン@学生ゲーム開発者・ブログ (@raruton_blog) September 13, 2021
魔法を詠唱している相棒を、敵の攻撃から守れ!
そして、ド派手な魔法でボスを倒せ!
ストーリーパートも少しあります!
#unity1week #unityroom #gamedev #indiedev #マジックエンド
↓プレイはこちらからhttps://t.co/WxgZeVmyoS pic.twitter.com/NcNJRsjTfN
そこでこの記事では、Unity アセットストアでアセットを探し、Unityにインポートする方法までをまとめて解説します。またアセットの探し方のコツも解説します。
この記事を読めば、あなたのゲームに合ったアセットを探す方法と、実際にゲームに実装する方法が分かります。
Unity アセットストアとは?
Unity アセットストアとは、Unityで使用することのできる素材や便利なツールなどが販売されているサイトのことです。
有料のアセットだけではなく、無料のアセットもあります。
無料のアセットでも十分にクオリティの高いものが多く、ゲーム開発に役立ってくれます。
特に、個人のゲーム開発者の方にとってはありがたい存在です。個人でプログラム以外に、3DモデルやGUIなどを作るとなれば大変です。
それをアセットストアの素材を代わりに利用することで、ゲームをより面白くすることに時間を使えるわけです。
アセットの探し方
良いアセットを見つけるためのコツ
良いアセットを見つけるのにはいくつか見るべきポイントがあります。
- 評価・評価数
- お気に入り数
- サポートしているUnityのバージョン
評価・評価数
以下の画像の2つのアセットを比べながら見ていきましょう。
評価は、★の数です。
上の森林のアセットは★が5つで評価が高いことが分かります。
一方で、下の人型の3Dモデルは評価数が少なく、評価が表示されていません。
評価数は★の横に書いてある数字です。
評価数が多いほど多くの人に使用されているアセットだということが分かります。
評価・評価数を見る限り、上の森林のアセットのほうが良いアセットと言えそうです。
お気に入り数
お気に入り数は、ハートマークの横の数字です。
数字が大きいほどお気に入りに登録している人が多いということです。
お気入り数が多いほど多くの人が気になっている、もしくは気に入っているアセットということです。
お気に入り数を見ると、ここでも上の森林アセットの方が良いアセットと言えそうです。
サポートしているUnityのバージョン
サポートしているUnityのバージョンはアセットをクリックしなければ確認することができません。
サポートしているUnityのバージョンとは、この条件を満たしていないと、そのアセットが使えない可能性があるということです。
森林のアセットは「5.0.0以降」となっており、人型の3Dモデルのアセットは「2020.3.28以降」となっています。
Unityのバージョンは分かりづらいですが、5.0.0というのは2020.3.28より古いバージョンです。
つまり、森林のアセットの方がより古いバージョンまで対応しているということです。
よって、評価・評価数、お気入り数、サポートしているUnityのバージョンのどの項目を見ても、森林のアセットの方が良いアセットだという結論になります。
実際にアセットを探す
ここからは、実際にアセットを探していきましょう。
まず、Unity Asset Storeにアクセスします。
今回は、ゲームの主人公に使えそうな「無料の人型3Dモデル」を探していきましょう。
Unity Asset Storeが開けたら、上部タブの「3D」にカーソルを合わせ、「キャラクター」をクリックします。
これによって、3Dゲームに使えるキャラクターの素材に絞ることができます。
次に、表示順の「人気」にカーソルを合わせ、「価格(価格の安い順)」をクリックします。
これによって、価格の安い順でアセットが並び替えられ、無料のものから順に表示されるようになります。
無料(FREE)のアセットの中から使えそうなものを選んでいきます。
今回は、RPG Hero PBR HP Polyartという剣士の3Dモデルのアセットを見つけたのでこちらを使用します。
「マイアセットに追加する」をクリックする。
次にソフトウェア使用許諾契約が表示されるので、確認して「同意する」をクリックします。
これで、マイアセットに追加されました。「マイアセットを開く」をクリックしてマイアセットに追加されていることを確認しましょう。
ここから、Unityにインポートして、ゲームに反映していきます。
Unityにインポートする方法
事前に、Unityを起動して、プロジェクトを開いておきます。
Unity Asset Storeのマイアセットページから「Unityで開く」をクリックします。
ポップアップで「Unityで開きますか?」と聞かれるので、「Unityで開く」をクリックします。
UnityでPackage Managerが開き、今回選んだアセットが表示されます。
使用したいアセットであることを確認して、「Download」をクリックします。
ダウンロードが始まるので終わるまで待ちます。
ダウンロードが終わると、「Import」というボタンが出現するので、クリックします。
アセットに含まれている内容のうち、何をインポートするか選択する画面表示されます。
最初から全てにチェックがついているので、このまま「Import」をクリックします。
インポートが終わると、新たにインポートしたアセットのフォルダが追加されていることが確認できます。
これでアセットをUnityにインポートができました!
実際にゲームのシーンに使用してみましょう。
大半のアセットには、「Prefabs」フォルダがあります。
この「Prefabs」フォルダには、そのままドラッグアンドドロップすれば使用できる、完成済みのプレハブと呼ばれるゲームオブジェクトが入っています。
今回は地面を作った後、プレハブの1つをシーンビューにドラッグアンドドロップしました。
再生ボタンをクリックすると、兵士が動き出してくれました!(アニメーション付きのプレハブだったため)
最後に
いかがだったでしょうか。
ゲーム開発する際にアセットを使うのと使わないのとでは、かかる時間もクオリティも変わってきます。
ぜひ、アセットをフル活用していってください!
GUIのおすすめアセットは以下の記事で紹介しています。
それでは!