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【結論】基本情報技術者試験の合格はすごい?取得するメリットまで徹底解説

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  • 基本情報技術者試験ってすごいの?
  • 基本情報技術者を取得するメリットは?
  • 基本情報技術者試験に合格する方法を教えて!

こんな悩みを解決します。

基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門と呼ばれ、非常に人気の試験です。

人気である一方、基本情報技術者試験に合格することはすごいことなのか、気になりますよね。

私は基本情報技術者試験、さらに上位の上位試験の応用情報技術者試験に合格しています。

本記事では、基本情報技術者試験に合格することはすごいのか取得するメリットは何なのか解説します。

この記事を最後まで読むと、基本情報技術者試験のすごさや取るメリット、勉強方法まで理解することができます。

結論、基本情報技術者試験の合格はすごいです。

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験の合格はすごいのか、まずは基本情報技術者試験の概要をみてみましょう。

基本情報技術者試験は、IPA独立行政法人情報処理推進機構が主催している試験です。

ITエンジニアの登竜門と呼ばれ、英語ではFundamental Information Technology Engineer Examination、略号「FE」です。

実施方式CBT方式
実施時期随時実施(通年)
受験料7,500円(税込)
試験時間科目A:90分
科目B:100分
出題形式科目A:多肢選択式(四肢択一)
科目B:多肢選択式
出題問題数科目A:60問
科目B:20問
合格基準点科目A:600点/1,000点
科目B:600点/1,000点
合格率52.32%
(2023年4〜8月
の5回分の平均合格率)

実施方式のCBT方式とは、試験会場にあるパソコンを使用して解答する方式です。

令和5年(2023年)4月から試験形式が大幅に変更されました。

新しい試験形式になってからの合格率を掲載しています。

基本情報技術者試験はすごい?

本題ですが、基本情報技術者試験に合格することはすごいことなのでしょうか。

以下の項目から、基本情報技術者試験に合格することはすごいのかを見ていきます。

  • 合格率
  • 勉強時間
  • 合格者の体験

合格率から見る基本情報技術者試験

2023年4月〜8月までの5回分の平均合格率は52.32%となっており、半数は合格する試験となっています。

思いの外、合格率が高いと思われるかもしれませんがそれもそのはず、試験形式の変更によって難易度が易化しています。

現在は、CBT方式のPCで問題を解く形式になっていますが、それ以前は筆記試験でした。

筆記試験時には合格率が今よりも低かったです。

試験形式合格率
筆記試験時
(2012年春期以降)
約20%〜約30%
CBT方式導入時
(2021年1月以降)
約40%〜約50%
試験時間など、変更時
(2023年4月以降)
約50%〜約55%

筆記試験時の合格率は25%と合格率が高いとはいえませんでした。

最近は易化してきており、受験者の半数は受かる試験となっています。

とはいえ、誰でも受かる試験ではなく、きちんとプログラミングなど専門的な知識を勉強し、しっかり対策をしなければ合格できません。

合格率の観点からみると、基本情報技術者試験に合格するのは、そこそこすごいといえるでしょう。

勉強時間から見る基本情報技術者試験

基本情報技術者試験を合格するために一般的には、ITの知識がない人は150時間〜200時間必要といわれています。

ITの知識がある人でも最低50時間が必要といわれています。

これは他の資格・試験と比べて多いのでしょうか。比べてみてみましょう。

資格・試験必要な勉強時間
応用情報技術者試験200時間〜500時間
簿記2級250時間〜350時間
基本情報技術者試験150時間〜200時間
ITパスポート試験100時間〜150時間
簿記3級80時間〜100時間
資格・試験の合格に必要な時間(初学者の場合)

応用情報技術者試験よりは勉強時間は必要ではありませんが、ITパスポート試験よりは勉強時間が必要です。

IT系以外で比べると、簿記3級と簿記2級の間くらいの勉強時間が必要です。

簿記3級も合格は簡単ではない資格の一つです。簿記3級よりも勉強時間が必要だと考えると、基本情報技術者試験に合格するのは、すごいといえるでしょう。

合格者の体験から見る基本情報技術者試験

私は基本情報技術者試験に合格しています。合格者である私が当時を振り返って基本情報技術者試験はすごいのか評価します。

結論、基本情報技術者試験の合格はすごいと思います。

私はプログラミングは経験があり、その点は問題ありませんでした。しかし、基本情報技術者試験の難しい点は、その試験範囲の広さにあります。

プログラミングなどのIT分野のストラテジ系問題だけではなく、マネジメント系、ストラテジ系と呼ばれる、3C分析やSWOT分析といった私にとってはあまり馴染みない問題もあり、試験範囲は多岐にわたりました。

そういった分野に関しては何もわからない状態からの勉強だったので、とても苦労したのを覚えています。

最後には過去問を何度何度も解くことで合格することができました。

この経験から、基本情報技術者試験に合格することはすごいことだと思っています。

基本情報技術者試験を取得するメリット

基本情報技術者試験がすごいことは分かりましたが、取得することで何の役に立つのでしょうか。

基本情報技術者試験を取るメリットを4つ紹介します。

  • IT全般の基礎知識を身につけることができる
  • キャリアアップに用いることができる
  • 就職・転職に役立つ
  • 応用情報技術者試験の勉強になる

1つずつ紹介します。

IT全般の基礎知識を身につけることができる

基本情報技術者試験という名前の通り、基礎的なIT知識を問う問題が多く出題されます。

勉強することで、ITに対しての苦手意識をなくすことができるでしょう。

IT知識をつけたいという方にはおすすめの試験です。

キャリアアップに用いることができる

基本情報技術者試験に合格することで、キャリアアップに用いることができます。

有名で信頼の高い試験なだけに、合格した際には企業から信頼度が得られるでしょう。

企業によっては、資格手当を支給している場合もあります。

就職・転職に役立つ

基本情報技術者試験に合格することで、就活や転職に活かすことができます。

ITに関する基本的な知識を持っていることの証明になるため、持っていない人に比べて有利に働きます。

応用情報技術者試験の勉強になる

基本情報技術者試験の勉強は、応用情報技術者試験の勉強になります。

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の1つ上の難易度の試験です。

応用情報技術者試験の内容は、基本情報技術者試験の内容も含まれています。

基本情報技術者試験の合格後、そのままステップアップして応用情報技術者試験に向けて勉強をするのも良いでしょう。

他の試験との比較

ここからは、同じ情報処理技術者試験である、ITパスポート試験応用情報技術者試験との違いについて比較していきます。

ITパスポートと基本情報技術者試験の比較

基本情報技術者試験(FE)ITパスポート試験(IP)
レベル(試験の難易度)レベル2レベル1
試験形式CBT方式CBT方式
実施時期通年通年
受験料7,500円(税込)7,500円(税込)
試験時間科目A試験:90分
科目B試験:100分
120分
問題形式科目A試験:多肢選択式(四肢択一)
科目B試験:多肢選択式
多肢選択式(四肢択一)
出題問題数科目A試験:60問
科目B試験:20問
小問:100問
合格基準点科目A試験:600点/1,000点
科目B試験:600点/1,000点
総合評価点:
600点以上/1,000点
(総合評価の満点)

分野別評価点:
ストラテジ系
300点以上/1,000点
(分野別評価の満点)
マネジメント系
300点以上/1,000点
(分野別評価の満点)
テクノロジ系
300点以上/1,000点
(分野別評価の満点)
採点方式IRT方式IRT方式
合格率52.32%
(2023年4〜8月
の5回分の平均合格率)
51.82%
(2023年4〜8月
の5回分の平均合格率)

レベルは,人材に必要とされる能力及び果たすべき役割(貢献)の程度によって定義する。

レベル定義
レベル1情報技術に携わる者に必要な最低限の基礎的知識を有し,要求された作業について,指導を受けて遂行できる。
レベル2基本的知識・スキルを有し,一定程度の難易度又は要求された作業について,その一部を独力で遂行できる。
IPA 試験要綱

応用情報技術者試験と基本情報技術者試験の比較

基本情報技術者試験(FE)応用情報技術者試験(AP)
試験のレベル(難易度)レベル2レベル3
試験形式CBT方式筆記形式
実施時期通年春期・秋季の年2回
受験料7,500円(税込)7,500円(税込)
試験時間科目A試験:90分
科目B試験:100分
午前試験:150分
午後試験:150分
問題形式科目A試験:多肢選択式(四肢択一)
科目B試験:多肢選択式
午前試験:多肢選択式(四肢択一)
午後試験:記述式
出題問題数科目A試験:60問
科目B試験:20問
午前試験:80問
午後試験:11問(選択して5問解答)
合格基準点科目A試験:600点/1,000点
科目B試験:600点/1,000点
午前試験:60点/100点
午後試験:60点/100点
採点方式IRT方式素点方式
合格率52.32%
(2023年4〜8月
の5回分の平均合格率)
24.94%
(2021年春期〜2023年春期
の5回分の平均合格率)

レベルは,人材に必要とされる能力及び果たすべき役割(貢献)の程度によって定義する。

レベル定義
レベル2基本的知識・スキルを有し,一定程度の難易度又は要求された作業について,その一部を独力で遂行できる。
レベル3応用的知識・スキルを有し,要求された作業について全て独力で遂行できる。
IPA 試験要綱
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合格するための勉強方法

基本情報技術者試験に合格するための勉強方法を紹介します。

基本情報技術者試験の勉強は以下の3つの方法があります。

  • 過去問道場
  • 参考書
  • 通信講座

過去問道場

過去問道場とは、基本情報技術者試験の過去問を無料で演習することのできるWebサイトです。

既に基本情報技術者試験レベルのIT知識がある方は、最初から過去問を演習するのも良いでしょう。

過去問を何度も解くことで、問題に慣れていき解けるようになります。

参考書

参考書で学習する場合は、インプット用の教材アウトプット用の教材に分けて考えましょう。

インプット用教材としては以下の2冊がおすすめです。アウトプット用は1冊紹介します。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

私は当時、このキタミ式の参考書を使って勉強をしていました。

イラストが多く、特に初学者の方は気軽に勉強を進めることができる参考書です。

イメージ&クレバー栢木先生の基本情報技術者教室

栢木先生の本もイラストが多く、読みやすい参考書となっています。

基本情報技術者試験の参考書の定番とも言える一冊です。

基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

アウトプット用教材はパーフェクトラーニングがおすすめです。

基本情報技術者試験の問題集の定番です。

もちろん、オンラインで演習することに抵抗がない方は、過去問道場を使ってアウトプットするのも良いでしょう。

通信講座

通信講座で学習を進める方法もあります。

通信講座はスタディングがおすすめです。 スタディングでは、基本情報技術者試験に合格するとAmazonギフト券5,000円分がもらえる合格お祝い制度もあります。
スタディングについては以下の記事を参考にしてください。
【口コミ】スタディング基本情報技術者の評判は?デメリットまで徹底解説 スタディング基本情報技術者の評判は? スタディング基本情報技術者のデメリットは? 教材選びに失敗したくない... ...

基本情報技術者試験には、科目A試験免除制度というのがあります。

科目A試験免除制度を活用したい場合は、免除制度対応の通信講座で学習する必要があります。

おすすめの免除制度対応の通信講座は以下の記事を参考にしてください。

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まとめ:基本情報技術者試験はすごい

この記事では、基本情報技術者試験に合格することはすごいことなのかを解説しました。

基本情報技術者試験に合格することはすごいことです。

もしあなたが、基本情報技術者試験に合格するという目標を掲げたのであれば、自信を持ってまっすぐに目標に向かって進んでいただきたいです!

本記事が、あなたの基本情報技術者試験の合格の一助となれば幸いです。

それでは。

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